多汗症の治療法|手術から漢方まで

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多汗症の治療法|手術から漢方まで

多汗症の治療法の種類

 

多汗症の治療はその人の症状などに合わせて、さまざまな治療法が行われています。手軽な塗り薬から、漢方薬、内服薬などの治療の他、手術や心理療法など、その治療法は多岐にわたります。

 

手術について

 

多汗症の手術には、超音波手術があります。これはアポクリン汗腺を破壊する手術で、多汗症だけでなくワキガにも有効な手術です。ワキの下に超音波メスを入れて切開し、アポクリン汗腺を切除し吸引します。

 

このほか交感神経を切除する胸腔鏡下交感神経遮断術も効果の高い手術法として知られています。特に手に汗をかく症状に対しては治療効果がほぼ10%といわれています。しかし、ほかの場所から発汗する、手のひらが乾燥するなどの症状が出ることもありますから、事前にデメリットなどの注意をよく聞いてから施術を受けるかどうかを決めましょう。

 

塗り薬について

 

多汗症の治療でも最も手軽で一般的なのが、塗り薬を使った薬物療法です。塩化アルミニウムの塗り薬を塗って汗腺を覆い、発汗を抑える方法などが一般的です。塩化アルミニウムは制汗剤にも使われており、病院だけでなく美容サロンなどでも販売されています。ただ根本治療とはいえません。またかゆみや湿疹などの副作用が出ることもあります。

 

その他の治療法(漢方他)

 

 

漢方薬で体質を改善する方法も効果的です。更年期障害による多汗症や、多汗症の症状を気にするあまり精神的な不安に陥っている人にもおすすめです。多汗症の治療で使われる漢方薬で主なものは、代謝を促す防已黄耆湯、更年期障害や自律神経失調症に有効な女神散、精神的な不安を和らげ不眠にも効果がある柴胡加竜骨牡蛎湯などが使われます。

 

また多汗症を治療する方法として多く用いられているが、「イオントフォレーシス」療法です。 手のひらや足の裏の発汗を抑える療法で、手や足を水に浸したうえで、そこに微弱な電流を流して水素イオンを発生させ発汗を抑えます。

 

イオントフォレーシスのが多汗症に発揮する効果は、1993年にアメリカの大学で Sato Kenzo 博士によって証明されています。その効果は患者の8割以上の効果が出るとか! 手軽で効果が高い療法ですが、治療を中断すると症状が再発するので、ずっと治療を受け続けなければいけないというデメリットがあります。

 

このほかにもボツリヌス注射を打つ方法や、抗コリン薬と呼ばれる内服薬を服用する薬物療法、市販の制汗剤オドレミンを使う方法などがあります。

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